いじわる質問
1回目のブログである まえがき にも書いた通り、人の気持ちにそって自分を作ってしまう出来事がありました。
その話を書きます。
一昨年の年末に、約7年勤めた部署から新しい部署へ異動がありました。
元々歳が離れた方との関わりに苦手意識があったことや、受け入れ体制の違い、業務内容の違いなど、新しい環境になかなかなじめずにいます。
その異動は、苦手にあえて飛び込むチャレンジとして自分で動きました。
でも、目的がゆる過ぎたせいで、なじめずの今の状況です。
話は戻りますが、なじめないので、とにかくとにかくひっそ〜りと職場にいます。
あまりにもひっそ〜りし過ぎて、見放されつつ心配もされてしまっています。
すみません。
最近業務で多く関わるようになった女性がいるのですが、その人に質問をされたのです。
いつもの通り、ひっそりとお昼休みをデスクで過ごしていた時に、唐突に。
「ちゃてこさんはさぁ、自分のこと好き?」
「自分に点数付けるとしたら何点?」と。
私は、今の自分は本当に居心地が悪くって、もっと楽しく過ごしてもいいはずだよなーと思って日々過ごしていますが、こう答えました。
「好きなところもありますし、もちろん嫌いなところもあります。」
「今は…60点くらいですかねぇ。」(渋々)といった感じに。
質問した方は、まさか今のこの暗い私が60点も付けたことに驚いたようでした。
そして、「今はってことは、前は何点だったの?」と次の質問。
「そうですねぇ、70点くらいですかね。」(渋々)
と答えました。
更に次の質問。
「その10点の差は何なの?」
「そうですね、楽しいか楽しくないかですかね。」と答える。
「自分のこと好きじゃないと、もったいないよね。自分は自分にしかなれないしね!」とのこと。
私が点数を言う前に、その方は、自分は80点と言っていました。
前は30点の時代だってあって、うじうじしててももったいないって思って、自分を受け入れようと思ったそうです。
元々自信があって明るく見える人なので、30点でうじうじしていたと聞いたのは意外でした。
話が終わってから、自分が何で60点と答えたのか考えました。
というのも、全然60点なんてうそだよなと自分で感じたからです。
どう考えても赤点な気がするから。
その時は、低い点数で答えたら、そんなのダメだよ!って、その方にアドバイスされるだろうと感じたから、逆に高めの点数を言ったのだと思います。
自分でも良くない状況ってわかってるから、そっとしておいて!
「今の自分は何点?」って質問は、タイミングと人によっては、いじわるだなぁ〜と感じた話でした。
ただ、実際60点って言ってみたら、60点でもおかしくない気もして、ちょっと嬉しくなりました。
こんなネガティブなことばっかり考えてるけど、60点分くらいは頑張れてるよなと思いました。
60点。自分に対して悪くないことも言ってみるものです。